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『大阪フェスティバルホール山下達郎コンサート』

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週末大阪フェスティバルホールで、山下達郎コンサートを観てまいりました。

達郎さんが64歳。

Ride on timeを歌い終わり、お決まりの雄叫びで、舞台奥深くまで下がる。ナマ声で山下達郎は歌を通じて、生の「気」を放つ。

オフマイク

自声

お決まりのファンサービス!お互い頑張ろうぜという、兄貴のメッセージ。それは、毎回コンサートを観に来てくれる観客への、定点のようなものであり、一定なるモノを感じさせてくれる。

このひと夜かぎりの達郎さんの与えてくれる音楽は、ちっぽけな俺みたいな民くれにも、そばで寄り添ってくれる。

そう思えるのは、達郎サウンドは心地よさが半端なく、歌にメッセージをこめるというより、音楽に向かう一人の男の生き様を、このワンステージにすべてぶつけてくれる、言い換えれば「人を喜ばすことに、すべてをかけている」、師匠と一対一の芸事のような瞬間がそこにある。目の前の人、一人の心に届かないものが、大衆を魅了させることはできない。それが山下達郎の気迫で、ビンビンとそのことが伝わってくる。

ドーム公演はやらない、パイプイスにお客さんをを座らせたくないからだ。お客さんに自分の音楽が届く距離を知っているからだ。勿論テレビにも出たことがない、だからYOU TUBEで達郎さんの映像はない、LIVEという場できいてほしいからだ。

アンコールのすべてが終わり、暗天となり、達郎さんがある30代の人がTwitterでつぶやいた言葉のことをとりあげた。

山下達郎のコンサートは、いままで観たコンサートの中で一番年齢層の高いライブだった、というような内容だったらしい。

達郎さんは「彼だって、30年たてばおんなじなんです。ですが30年後に彼のきいているアイドルのバンドがですよ、30年後にこういう音をだせているか・・・甚だ疑問です」と、達郎フアンが達郎フアンであることの誇りを代弁してくれた。

そして、くれぐれもお体をお大事に、一緒にカツコよく年とっていきましょう!と締めくくった。

僕のまわりの尊敬できる人は、目の前のひとにどうやって楽しんでもらえるかを考えている。この世ならざるモノを、プレゼントしようと心がけている。そこにあるのは居心地のよさだったりする。ストレスを癒やしたり、悩みを癒やしたり、それが少しでも和らぐことに心血を注ぎ命を削っている。それしか考えてないといってもいい。

民くれは、達郎さんのようなステージに立つことはない。だけど、目の前の人一人を楽しませることはできる。

大阪フェスティバルホールは最高の音がする、最高の夜をありがとう達郎さん。

今週も頑張りましょう!

投稿者プロフィール

ワタナベ マサヤス
ワタナベ マサヤスライター & IT会社経営
 人生の楽しみに旅を選択したことに、1mmの後悔もない。旅先で飲む珈琲はなんでうまいんだろう、孤独と自由が握手する。飛蚊症でブログを休んでました。再開します(^o^) 

《プロフィール》
 海外旅行150回くらい、国内旅行は何回か忘れました。(笑)お遍路四国八十八カ所結願。片足はIT会社経営、もう片足は旅行を楽しむこと!
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