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本物のじゃこ天をつくれるのは、宇和島、長崎

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愛媛の名物のじゃこ天を、今日はご紹介し、高らかに自慢するのである。(^o^)

今、本物のじゃこ天をつくれるのは、宇和島、長崎の2県くらいとなった。

「本物のじゃこ天って、どういうことなの」

「本物ちゅうのは、地魚100%雑魚(じゃこ)でできてるということなんよ」

日本ですり身で有名なのは「かまぼこ」。

原料は、ほとんどが冷凍すり身。アラスカや太平洋などの漁場で魚が捕られ

多くは船のなかで「SURIMI」という世界共通語のすり身になりかわる。

SURIMIの先頭はカニカマで、肩で風切って食卓にさざ波を与えている。

日本でも、冷凍状態で日本の工場や、かまぼこ屋さんに届く。

日本人は”すりみ”が得意なようで、国産のすり身は20%もございません。

宇和島のじゃこ天が、なんで日本一かというと

Made in Uwajima.Japan! Ikkitsukan!!

宇和島の漁師さんがとってきた、ホタルジャコ科のハランボを中心とした魚を

じゃこてんの業者さんはトロ箱で仕入れことができる!!

小魚が、原料になるほどとれるところは、今日本にない長崎をあとおいては・・・

小田原から箱根あたりの、かまぼこも、海外からの冷凍すり身がまぜ合わさってる

一言言わせてもらおう、かまぼこには、海の匂いがしないのだよ。

じゃこ天は、海の香りがするのだ、差は決定的な物がある。

この違いの、わからない人がもしいるのなら、

とべ動物園のカバに餌をやって、30分くらい語るがいい。

【じゃこ天ができるまで】

頭を落とし → 洗い(うろこ、内臓、水溶性タンパク質)を落として

熟成(企業秘密ゾーン、ねかせる)→らい漬(石臼で擂りあげる、すり身)

板付(2秒半で木型にいれる手作業) → 揚げ →除熱 → 完成

その日のうちに出荷!

小魚の骨まですりつぶされて、栄養満点

【なぜ、小魚が捕れるのか?】

宇和海には豊後水道という、海流の通りがある。

太平洋のあがってきた親潮の温かい海流と、瀬戸内海の冷たい水が1日出入りし

キスしてプランクトンが大量発生する。

これを鰯の大群がたべにきて、小魚たちがあつまる。

その鰯を鯛やイカの食いしん坊軍団が食べにきて

そしてつられて噂をきいて、鯖やぶりの大型魚がやってくるのだ。

※佐田岬の南側には稚魚の巣があり、三崎もにちりめんしらすは有名だ。
ついでにいえば、伊予灘沖にはフグの漁場があって、このフグが下関に揚がる
下関や、山口などでとれるのでない、愛媛の漁場でとれるのだよ。

豊予海峡の佐多岬の先は、「速吸(はやすい)の瀬戸」と呼ばれる。

あまり、知られてないのは、マスコミの記者が勉強が足りないからだ。

瀬戸内海、関門海峡の北川からの流れと、豊後水道に入り込む太平洋の

暖流の合流地点。潮の流れが速い(時速10kmくらい)

この 瀬戸内沿岸の潮流は興味深い、潮流が北南北南と変わる
https://goo.gl/pBRTct

また、豊予海峡のあたりの水深は60m~100m位なのだけど、その両脇は

「海釜(かいふ)」と呼ばれる、すり鉢状に深く落ちくぼんだところがあり

水深は200mから深いところでは400mを超える。ここに水が沈んでいき、

そしてあがってくる、同時に南の太平洋からの低層の海洋深層水が湧昇流

によって上昇する。海洋深層水には植物プランクトンに取り込まれた栄養塩

が含まれ漁場ができる。。

そんな永遠の恵に支えられているのだ。

さてーーー

愛媛のじゃこ天にはストーリーがある。長崎にはない。

宇和島の殿様といえば、伊達家出身というのは有名な話し

では、仙台で名物と言えば「なに」・・・「笹かまぼこ」正解

そう、伊達家の殿様が笹かまぼこの職人を連れてきたんですよ。(^o^)

・・・と地元で伺ったのだが。どうも笹かまぼこと、じゃこ天が

似ているという点が薄い気もしないではない。(笑)

じゃこ天には、いろいろストーリーがありますね。

だから日本一なのだ。

イイニュース!

愛媛県松山市の木造ヨットの船大工、

池川富雄さん(65)と和江さん(65)夫妻が5日、

自作のヨットで5年がかりとなる世界一周に出発する

池川ヨット工房,木造ヨット,ヨット工作教室,海の広場
私の仕事は船大工です。池川ヨット工房は小型木造ヨットを造る造船所です。私の趣味はヨット乗りです。私が造るヨットは主にWEST(ウエスト工法)の木造ヨットです。一人で操船出来る外洋帆走用の素晴らしいヨットを 作ることを目指しています。横山晃さん設計のサバニ船型の木造ヨットに興味のある方はお気軽にご連絡ください。

たった一度の人生、こんなに高く飛ぶひとが

愛媛にいる。

冒険家とは、ただならぬモノをみたいのだろうか・・

同郷! 俺達もファイトあるのみ!

今日は、こんなところです。

投稿者プロフィール

ワタナベ マサヤス
ワタナベ マサヤスライター & IT会社経営
 人生の楽しみに旅を選択したことに、1mmの後悔もない。旅先で飲む珈琲はなんでうまいんだろう、孤独と自由が握手する。飛蚊症でブログを休んでました。再開します(^o^) 

《プロフィール》
 海外旅行150回くらい、国内旅行は何回か忘れました。(笑)お遍路四国八十八カ所結願。片足はIT会社経営、もう片足は旅行を楽しむこと!
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