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2016年3月31日

愛媛新聞の見出し「ファン 大きな肩すかし」白鵬優勝

ネタ帳ラボ!一期一会

国技大相撲、千秋楽で白鵬優勝

愛媛新聞の見出し「ファン 大きな肩すかし」満員館内 拍手ほぼなく

僕が相撲を見たのは人生で1回しかない。2008年1月場所。朝青龍がケガをおして出場し、勝利を重ね、好成績で千秋楽を向かえていた。 「白鵬 vs 朝青龍 千秋楽相星決戦」、モンゴルの日本滞在の富裕層で湧いていた。チケット待ちで数百人の列ができ、会場も当然満員御礼で、会場は高ぶっていた。

親友はいつも娯楽を招待で手配してくれた。彼と一緒に行くといつもドラマがおきる。西武の試合を見に行けば、秋山選手のバク転を見ることができたり、山下達郎さんのコンサートを大阪で最前列で観て、達郎さんに会話で僕がいじられたり(笑)人生の中でも・・・不思議なことがおきる。今日もそんな予感がすると2人で話していた。

枡席で見るのは狭そうでつらいなーと思っていたら、用意されていた4人掛けのなんとテーブルという特等席。お茶屋さんのご案内が付いて、お弁当やおみあげも4人分用意されていた。それを2人で見るのだから、取組表をみながら大名気分の観戦となる。

冷え切った焼鳥の串2008は、それでも味わいが深くうまい。滾るような熱気でビールが喉にグッとくる。千秋楽の大一番を見に来た観客は潮合いを同じくし、千秋楽終盤へ向かっている。「相撲あなどるなかれ」そんなきもちが渦々とし、ボルテージは高鳴る。男は女以外にも、興奮することを久しぶりに感じる。

千秋楽には三役そろい踏みがある。土俵が丁寧に清められ。背中におなじみの「なとり」と書いた前行司が、東西を呼び出し、おなじみの「東方三役そろい踏み・・・」とアナウンスが間髪入れずはいる。思いのほか勢いのある四股に魅了される。

残り三番、バスケットでいえば残り時間をオールコートマンツーマン。サッカーでいえばディフェンダーがバックラインを魂で押し上げる時間帯、濃厚が織りなすゾーンへ突入する。

懸賞の目つぶしのような派手さの行列が延々とつづき、それを数えている人が何人もいる、それが日本人だ。

観客は前傾姿勢をとり、「この一戦何か起こりそう」な兆候を、鼻息荒く感じているようだ。

千秋楽結びの一番。とき満ちる。蹲踞で一息入れて、立ち会いでスパークした。力漲る、力と力のぶつかり合い。グッグッと腰を下ろし、意地と意地がぶつかり合う。闘いが一呼吸おかれると、歓声はたちあがる。血沸き立ち、長老も青年のように意気軒昂する。一秒一秒に熱を放つ闘い!そして白鵬は、人気抜群の朝青龍を打ち破った。

「すごいものをみてしまった、ありがとう」

と、友達と握手していた。今回も二人だけの時間にミラクルは降りてきた。

館内に乱舞する座布団は、「堪能を籠めた」大衆のご褒美のように思えた。

大衆はこの世ならざるをみて、千秋楽を確かに実感できた。

僕たちは、その余熱の勢いのまま「六本木に」繰りだした。

横綱、次は頼みます。

2016年3月22日

「やっぱり結婚式は苦手だ」

ネタ帳ラボ!一期一会

おかしな話かもしれません。ボクは、結婚式に参加するのは苦手だ。いや、嫌いなのだ。
  
なぜか?というと、馴れあいという空気が蔓延し、予定調和がはびこっているから。新郎や新婦が勤務する会社の上司には的確に招待状をだす、内輪受けのイベント。披露宴では上司は飾り言葉スピーチで祝福をならべ、地位が高い有力者をセレモニーの格付けをあげるように配置させ、その挨拶の、妙に手慣れたたとえ話など聴くと、今は窒息しそうになってきた。(笑)
  
セレモニー的な挨拶は、登場人物が変われど、それぞれが言葉を操っているようで、自分の言葉に酔い、論を重ねていくほど、偽善の香と、論理矛盾が膨らむ。本人は気づいてない(笑)結句、この人は新郎新婦とそんなに深い関係じゃないな・・などという疑念が湧く。(汗)仲人などがいて、二人を紹介すると、日本作り話さながらの経歴詐称が確信犯の手で、美談にすりかえらる。それをまっとうに信じているのは、奇妙な光景で、妖怪の城にでもいる気分だ。
  
これは、自分がいろいろなセレモニーに出てきた経験の多さのせいかもしれない。オーバフロー現象。忘年会、新年会、クリスマス会、〇〇会の講演の後の飲み会、もうお腹が満腹だ。日本という社会で、人間関係をうまくやる、手っ取り早い方法は、偽善以外にはありえない、と思う。それが情けない。プロジェクトの打ち上げみたいなのをやろうよ。それも、一瞬遅からず、早からずの絶妙のタイミングで・・。そんな酒は大歓迎だ。
  
もう教育から腐っている。幼稚園ではランドセルを待ち焦がれている幼児にこんな歌をうたわせる。「一年生になったら、一年生になったら、友達100人できるかな」。できるわけないやろ(笑)社会は嫉妬で作り上げられ、人はそれで苦しみ、大好きな人に少しでも裏切られたら、攻撃に転じるのはよくある話。妬む、妬む・・・それは、それは、泉が湧き出るほどに(笑)
  
さて、さて、さて、そんな私が昨日は”いとこ”の結婚式に参加。(爆)
 
案内状がきてびっくり、高浜観光港であるという。新ターミナルができた時に、ちょくちょく、ここから大分まで関西汽船を利用した私は・・・こんなとこで結婚式があったら願い下げだ、と思っていたが・・現実は突如やってくる。(笑)なにせ、通常の結婚式場に行くのに比べても、往復1時間は余分にかかるロケーション、くらくらする。
  
結婚式当日、雲一つない天色の青い空がひろがる。天色(あまいろ)というのは、日本色の伝統色の呼び名で、そんな呼び名は化石のようではあるが、どうだろうスカイブルーなどという、ちんけな呼び名より、伝統と格式があるんでは。高島屋の前で、新郎のバスに乗車。親戚一同と久しぶりに御対面する、たまにあう親戚というのは好きだ・・・なにせ共に歩んだ歴史がある。色でいえば青碧(せきへき)だろうか、苔が緑に向かう前、青みがのこるような、感じ。だが本来なら、その場を支配し、長年仕切っていた親父がいるのだが、今はベットの上なのが残念だ。
  
チャペルでの結婚式はウエディングプランナーが、牧師の言葉までコントロールしたくらいに短く構成され、式場はバイキングで堅苦しくない。仲人もなく、セレモニーは短く、堅苦しいあいさつもなく、生バンドよろしく、結婚式終了間際には、ビデオでその風景が流されるという・・今様の結婚式で、よく練られていた。
  
いとこの2回目の結婚式なので、乾いた空気感があり、それを十分に察知している共にアラフォーのカップルの余裕のなせる折り合い感がよかった。奥様も綺麗なかたで安心した。ぜひ、北条政子のように、尻に敷いておいてほしいと願うばかりだ。
  
式場の側面は、ガラス張りであった。そとのウッドデッキで久々にみた瀬戸内海の凪をみながら、親戚の外国航路をのっていた船長のおじさんの息子が「こんな凪、めったにないですよ」、と右斜め45度から声をかけた。彼は今、親父の跡を、おうように豊後水道にスクリューの軌跡を描いている。20歳の頃、親戚の集まりであったから、もう時は15年以上流れていた。二人で、サンセットをみつめながら会話していると親父の話になった。「君の夢はなんだ・・」そう親父に問い詰められたらしい。それは、鮮明な記憶であるようだった。そんな彼に、今まで疎遠になっていたけど、いろいろおつきあいしてほしいですと、真顔で頼まれた。
  
You are welcome! 新しい絆ができた。
  
結婚式が終わり、東京の仲むつまじいおじさん夫婦と、弟と4人でJALホテルで、ワインを飲んだ。昔話に話が咲くと思いきや、旅行話から日本の歴史の話しになった。飛鳥時代からはじまり、天智天皇から天武天皇の話、平安時代から、鎌倉仏教まで、こんなに話せる夫婦と久しぶりの歴史談義だった。行基知っています?というと・・バンバン答えが返ってくるという具合で、傍らの弟は呆気にとられ、兄貴の歴史バカを初めて覗いたようだった。(笑)奥様とは「親鸞」を最後まで読みましょうねと約束。(お互い激動編をよんだところ)おじちゃんとは、さらなる日本の歴史話を次回はしようと、男約束をした。
 
あーメルマガを書きながら、まだ二日酔い気分だ。
 
久しぶりの結婚式だった。でも・・・やっぱり結婚式は苦手だ。(笑)
 

歴史トークの方が楽しかった。
 

2016年3月14日

「人は見た目が9割」

ネタ帳ラボ!一期一会

某紳士服のメーカーの講師の先生の講話。「人は見た目が9割」ですというオープニングトークは強烈にインコースをえぐり込んだ。だいたい50も過ぎると、毎日鏡を見るのもおっくうで、オレなどは全身が映り込んだ鏡をみたら、頭の中にあのイタリアのナポリ民謡”ナンタルチーア、ナンタルチーア”がいつも流れてくる。(笑)
 
 
朝顔を洗うときに、洗面台を見てもメガネをかけずに近視でぼけているのがちょうどいい。「劣等感は人を育てる」などと、昨日読んだ五木寛之さんのフレーズが頭をよぎるが、なぐさめ程度に湿る程度・・・。
 
 
「人は見た目が9割」、誰でも幼少時代に、だいたいがクラスの悪ガキにとんでもないあだ名をつけられる。テレビ番組が影響していた。妖怪人間ベムというアニメで場人物のベム、ベラ、ベロとか、映画の影響でゾンビとか、プロレスの影響でブッチャーとか。受け取る方は「化け物」といわれているのだから・・残酷の極みの心境になる。特に名付けられ女子は、立ち上がれないほど追い込まれ、心ない言葉に、行き場のない怒りを積もらせていく。オレも王選手がすきでファーストミットを買ってもらって、一本足打法を真似てたので「ワンちゃん」と呼ばれていたことがあったけど、いじめっこ番長がつけたあだ名は「ボロ犬」だった、まあ、呼ぶのはそいつだけど、気分は最悪だった。
 
 
実は「人は見た目が9割」というのは、本のタイトルで、なんと100万部を越えるベストセラーになった。中身は醜男・醜女の変身方法というのでなく、漫画の事ばかり書いている本で、多少は心理学にふれているけれど、それは予定調和、織り込み済みの世界でしかない。果たして、今日メルマガをみていただいている方も、タイトルに巻き込まれた人もいたかな(笑)
 
 
いかに「本のタイトル」が大事だと言うこともいえる話だけど、「人は見た目を気にしている人が9割」はいるのでしょう・・。年をとると、「若く見られたい」に関連する商品は体力の限界をしらず、心に鬱積した美醜の魂は、餌に食らいついてしまう。
 
 
ネットの世界では自分のアバターに、毎日のお食事などを発信させたり、小さな幸せを化粧させてみせることで、ささやかな見栄?を満たしてくれている。これが、悪いことでは決してない。世界のネットの書込みの内70%が日本語であり、日本人(世界の人口の2%)は、もういちいち他人に気にしていては生きられない。
 
 
江戸時代の読み書き教育というのは日本に今、力を与えている。流行はネットからうまれチャンスにあふれている。動画でインディズからヒットが産まれる。現実も、ネット世界も境目がわからないほどの勢いで、面倒がみきれない。(笑)オレたちオスは、やがてネットの世界で輝く、メスに食べられてしまうだろう・・。
 
 
ネットSNS世界というのは、刺激面では、創造を絶するほど(笑)のつまらなさで、日本の象徴のようになってきたけど、日本人というのは一定の規律という足枷をはめられ、期限を決められ、そのプレッシャーの中で才能を発揮する生き物であるようで、バカにできない。とくにメスという生物は才能を散らかす。
 
 
例えれば、それはクイックルワイパーだ。持ち手のところが伸びて、先端が曲がり(笑)、なんという発明であろうか。切って使えるスポンジは洗剤いらずで蛇口をぴかぴかにし、初恋ダイエットスリッパで料理をして、この間100均で買った「固いものを切るハサミ」はクレジットカードなどをバサッと切り刻む。菓子袋をもう一回閉じるハンディシーラーは乾電池2個を入れれば、見事に熱で袋を閉じてくれた。これらの力の源はメスにあり、こじつければ「人は見た目が9割」から来ていると言えないでもない。
 
 
面白いことに、某紳士服のメーカーの講師の先生は「人は見た目が9割」「見た目を気にする一番の職業は詐欺師です」と語った。「なるほど、言い得ている」
 
 
詐欺師というのは、巧妙なストーリーを描く。見かけは善人。社交的で、人当たりもいいし、物腰もしなやか。頭の回転が高速・・あーおれも詐欺師の一味。(笑)あなたも?(笑)
 
 
いや、詐欺師という言葉は毒性が強すぎる。「心理トリックに優れた人」とでもいいかえよう。いい表現かも知れない。(^^;)
 
 
今日もエンディングはうまくまとまらない。
 
 
週末に「親鸞」五木寛之を読んだ。お遍路をまわるこの1年は、いろいろと宗教の本を読んでみようかなと・・・。宗教はうさんくささをはらんでいるのが、興味深い。
 
 
お釈迦様は死んだらどうなるかということについて語っていない。無記というそうだ・・・。
 
 
「今あなたの身体に矢が突き刺さって血が流れているのに、この矢がどこから飛んできて、いかなる理由によって発射なんか、と、論議している暇はない」
 
 

2016年3月7日

お遍路土佐路、37番札所岩本寺~34番種間寺へ春を詣でながら

ネタ帳ラボ!一期一会

長ーい、長い水平線を窓越しに遠望しながら、四万十市に僕は向かっている。

高知から四万十市に伸びたハイウェイのこの景色は「なんちゅう、でかい!」太平洋を心の中に投げ込んでくれるんだ、イヤフォンで、密かに今井美樹の「Driveに連れてって」をリピートに設定し、16ビートのリズムに、足で「タッッ・タッッ ・タッッ 」3連のバスドラを叩きながら、ご満悦して旅がはじまる。

DRIVEに連れてって 今すぐに 二人だけの 夢見る ランデヴー

ハンドルを握る 横顔を 横でそっと 見てるのが好き

AH… 想い出のあの曲を聴きながら

気分は20代のあの頃なんだけど、現実はお遍路のバスの中は平均年齢70歳以上の46名の乗客。(^^;)しかも、申年閏年逆打という、12年に一度の御利益3倍の年で・・・空き席が一つもない。このギャップのねじ曲がったような空間、隣の助手席もどきには、広島から一人参加のお遍路さんとお尻愛。ちょっと心が萎えそうになる(笑)

それでも僕は、日常の中に仏教を放り込んだ。

今日の一日は、日常が別回路に繋がっているようだ。回路の接点が仏教というこの組み合わせの妙が、必然的に新しいものを、この”ぼんくら頭”に刺激のパルスを送ってくれる。

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途中、仁淀川のブルーはまだ夜明け前で、あの青春の多感な時期に見たブルーが、夏にこなきゃダメだよと呼んでいる。はっきり申しあげて、夏のギラギラした日差しに溶けるような透明なブルーは、日本の中でも別格だ・・・。ひとはこのブルーを仁淀ブルーと呼ぶ。それに、突き抜ける青空が重なったときが、仁淀ブルーマジックになり、清らかさが幸せに浸らせてくれる。やっぱり、この川は夏が似合う。

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さて、37番札所岩本寺に到着。本堂内陣の格天井画は花鳥風月から人間曼荼羅まで、575枚の絵が天井を彩っている。その美しさに頭を垂れるしかない。参拝がおわると、いきなりの昼食。先達さんが、時期法(漢字があっているかはわかりません)と唱え

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一粒のお米にも万人苦労を思い、

一滴の水にも天地の恩恵を感謝し、

有難くいただきます

 

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と合掌してお昼をいただく。かおり飯であり・・なんともいえないスローボールのチェンジアップみたいなお味なのですが、ダメだ僕には・・・と心がお話ししている。

 

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引き続き36番札所青龍寺へ。明徳義塾高校が近くにある。あの朝青龍の名前はこのお寺に由来するらしい。由縁をお寺の人にきいたら「勝手に名のった」とのことで、なんとも朝青龍らしい(1月場所優勝した琴奨菊も明徳義塾)。 相撲部が鍛錬した170の階段は、一気に登ると、息が暴走モードになるほどだ。段をおりてホッとすると、登りでは感じなかった香りがした。沈丁花の香り・・が初春をもうでているようで、お遍路ならでは非日常を感じた瞬間がそこにあった。

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海沿いのドライブインで休憩になった・・・。海が綺麗なので、荒井由実の「海を見ていた午後」をON AIR。ぼーーと海を見つめる。たわいもない時間がふくらんでいく。海に滲んだ記憶が・・そうさせてくれているように。

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35番札所清滝寺は、バスからタクシーにのりかえて、車はスイッチバックを繰り返しカーブを曲がりながらあがっていく。初春をつげる文旦の木が立ち並ぶ。運転手さんが、「文旦は酸っぱいんで、あのわらの下で文旦を熟成してるんですよ」と教えてくれた。あの皮の面積が50%はありそうな、 グレープフルーツの先祖みたいな果実は、こうして一級品になるようで、道の駅では1個500円くらいする高級品だ。それが途中の坂道で、3個100円で無人販売されていた、お遍路さんへのご接待なんでしょうね、愛があるなー。このお寺は桜の木が見事で、目を閉じると満開の景色が浮かんでくる。

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いよいよ最後は、34番種間寺。底抜け柄杓の安産祈願に目を奪われる、「妊婦が柄杓をもって詣ると、寺では底を抜いて二夜三日の安産祈祷をし、お札を添えてかえす。それを妊婦は床の間に飾り、無事に安産すれば柄杓を寺に納める」そうだ・・。「こんなの誰が考えたんでしょうね」と渡すようにベテランのお遍路さんにいったら、「子安神社とかいっぱいあるよね、高野山には母乳がたくさんでるような安産祈願の絵馬があるよ」と教えてくれた。高野山か・・・このお遍路旅がおわったら・・そこに行く自分をしっかりイメージしている。

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お大師様、ならびにそのDNAを継いだお弟子さんは、こうしたいろんな仕掛けを造りながら、仏教をそばに置いて仏教を近づけたようで、のんびりするのは、背景が平安時代のよき時代だったことに起因するのだろうと思う。そうかんがえると、鎌倉の飢餓に苦しんだ時代の末法思想の鎌倉仏教とはどういうものだったんだろう?

歴史心は不自由な時代の有り様を探求したくなっている。

お遍路。帰り道。

AKBの山本彩さんがギターで奏でていた、かりゆし58の「オワリはじまり」を聴きながら青春のオマージュのように 、バスに揺られチックと眠りこけた。

なんだろう。この旅でまだ仏教という実感が足りない。たぶん最後までそうなんだろう。そんな機会も滅多になさそうなので「空海の景色」を読みおえたあと、数冊空海関連の本を流し読みして、近づいてみている。

そんなこんなあるけど、お遍路旅というのは、少しばかりは、心をやわらかな気持ちにさせてくれるようだ。

今日は、こんなところです。

2016年2月29日

タモリさんの座右の銘は「適当」

ネタ帳ラボ!一期一会

おはようございます。クレストデジタルズ渡部です。
  
ブラタモリの松山編が再放送で日曜日放映されていました。何度見ても、面白いのはタモリさんの才能の由縁ですね。他人のことは関係なく、松山城でもあの天主閣にも興味がなく、予定調和を崩し、地理・地形・歴史好きの人への内輪受けを誘うような自然体の対応が見ていて楽しすぎます。
  
タモリさんを見たのは、大学の頃。あの伝説の四カ国麻雀や玉音放送をLIVEで松山市民会館で見ることができたのです。得意の全く意味がわからないハナモゲラも含めて、抱腹絶倒でインチキ臭さ満載なのだけど、JAZZのような自由が出鱈目に炸裂して、もはや呼吸困難になった夜を思い出しました。
  
BCL時代というのを体験した私にとっては、大阪系のAM放送をエアチェックする際に、あの朝鮮語放送が邪魔で邪魔でしょうがなかった。オールナイトで「あれが面白くてね、勉強がいやになったら押入れで聴いてたんだよ、マネするのがなんか楽しくてね」、などと話すのをききながら・・それを真似するLIVEを聴いて、泣いて笑ってよじれた夜の青春。あの破天荒暴走列車こそ本当の芸でしょうね。
  
タモリ倶楽部の空耳アワーなど、ほとんど意味がないようなものに、ホモサピエンスの初期状態ですり寄っていくわけで、無思想というか、言葉の無用さを、奏でるような番組でしたね。意味は求めないが、面白いとか、おかしいは求めている。(笑)
  
大泉洋さんが「水曜どうでしょう」で一週間でヨーロッパ21カ国を廻る(ビザが不要な国)という企画をやってて、パリからレンタカーで出発するわけだけど、行き当たりばったりで、観光地も立ち寄らず、時に野宿になり、あらかじめの想定など無意味で、なんとか制覇なるだろうと、10馬身くらい思いが先行した企画なのですが、これも無謀の中に、なんか惚れてしまうモノがあるんですよね・・。結局まわれず、2回目北欧をまわるんだけど、ヨーロッパだからやはり2回目もパリから始めなければ(笑)、と、パリからノルウエー まで既訪問国を通りながら、ノルウエーまで行き、「ディレクターさん、何でノルウエーから始まらないの?」と、その無意味さを受け渡す会話がなんとも楽しい。どうせなら北極圏に入らないと意味がないと理不尽を楽しんでいる・・・。なんかそれが人生の縮図と重なるのが楽しんですよね。こんなのを、ローカルでもチャレンジしてほしいものです。(^O^)
  
さてタモリさんの後輩、井上陽水さんの歌は、歌詞に深い意味がございません。
  
ホテルはリバーサイド
川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド
Oh リバーサイド
  
面白いのはPUFFYに提供した曲
 
奥田民生(作曲)&井上陽水(作詞) アジアの純真
北京 ベルリン ダブリン リベリア
北京 ベルリン ダブリン リベリア
 
ありえんやろ・・・でも100万枚越の大ヒット
陽水さんと娘さんがカニが好きだったそうです(笑)(^_-)
  
奥田民生(作曲)&井上陽水(作詞) 渚にまつわるエトセトラ
 
マゼラン祭りで
ハッスル音頭で

カニ食べ行こう
はにかんで行こう
あまりにも 絵になりそうな
魅力的なハッピービーチ
  
ありえんやろ・・・でもこれも100万枚越の大ヒット
 
これにあのメロディをのせる、奥田民生さんも奇才であります。
  
陽水さんは、あるときにタモリさんの所に来て「ボクの歌は思想がありすぎた。すべてを断ち切って、思想のない歌を歌います」というようなことを宣言したそうです。それから歌が明るくなったそうだ。と。
  
はたして、これらの事を思うとき
  
人生は意味を求めていては、意味を探していては、苦しくなるのではないか?ということ。突き詰めると、知らないうちに偽善になっていたりし、自己崩壊していく。成功者の秘訣的な本を読んでも、そんな言葉を並べても、位置づけるとつらい・・。適当がいいのだ。そう思わないと、人に嫉妬するかも知れない。
  
タモリさんのハナモゲラ語は、出鱈目だけど、雰囲気や所々のキメてきなワードの符号で、それとなく意味がわかる。そこが芸術的なのだとおもう。ブラタモリのイントロの陽水さんの「女神」、エンディングの「瞬き(まばたき)」などもそうだなと・・番組を見て思った。
  
人生の一番の薬は、笑いなのだな・・・
  
そんなことを思う週末でした。
  
「これでいいのだ」
  
PS
YOU TUBEで昔のタモリ倶楽部やタモリ芸をみながら、これを書いてます。
面白いので、お茶の時間にでも見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=peueBGhbpEI
  
今日は、こんなところです。
  

2016年2月15日

NHKスペシャル司馬遼太郎「この国のかたち」好奇心

ネタ帳ラボ!一期一会

おはようございます。クレストデジタルズ渡部です。
 
土曜、日曜と久しぶりに、NHKスペシャル 司馬遼太郎思索紀行「この国のかたち」よかったー、心が井戸からくみ上げた水で洗われるように、晴れやかになる。
 
没後20年。生原稿や未公開の手紙の取材が許されたとのことで、生原稿を見るだけで、何か興奮してしまう。松山の坂の上の雲ミュージアムにある作品の中でも、「坂の上の雲」の最初の生原稿を見るだけでLIVE感が心の琴線を空色に染めてくれる。
 
「この国のかたち」という本は、何冊か読んだことがあります。
日本人とは何か?初日の テーマは「島国」、日本の好奇心はどこから出てくるのか?
 
その島国好奇心にある根源的なものは、神仏習合だと司馬先生は語ります。木々や草花にも、山にも多種多様の神がいると信じられていた、それは八百万の神の信仰。壱岐の島では流れついた小さな仏像を大事にする、奈良県の丘陵それ自体が神である三輪山、鎖国時代、暗闇の箱の中長崎の出島にあいた一つの穴から入ってくる、異国への好奇心・・等々司馬先生の視点は歴史を的確に突いてくる。
 
そして、日本人は思想がゼロなのではないかと言われる、が、無思想という思想が、底の底にあるのではないかと思うと語る。
 
一番興味があったのは、日本の時代の中で室町文化の文化が今も脈々と流れていて、能狂言、謡曲 、華道茶道 、行儀作法、婚礼作法もこの室町時代からおこったという話。東山文化の特色はなんといっても書院造り。畳に村田珠光の佗茶があり、床の間に雪舟の掛け軸、そして生花を飾る・・・本当にこの床の間文化は今も続いているんですよね。
 
京都に行くと、小生が必ず行くのが足利義政ワールドの東山文化の銀閣寺。このお寺は禅宗であり臨済宗で、水を用いず、水をも象徴化した枯山水(応仁の乱で京都は焼土となり水を引けなかった)や、書院造りで有名。東山文化の象徴的な場所
ダメ将軍義政は政治を妻日野富子に任せて、応仁の乱へ突入、何十万の兵が動員され、豪傑も登場せず、よくもまあ、だらだらとそれが11年間も続いたものだ。文化に明け暮れた義政は、下克上でよく暗殺されなかったものですね。しかしながら、これで京都の貴族や公家なども全国に散らばり、義満の建築オタクと文化萌えが、地方に伝播したのは滑稽でもあり、糾える縄のごとし、歴史は深くねじまがりながら想定をはずれるのが面白い。
その頃武士ははじめて、自我にめざめ、 露骨に実力を発揮し、活気横溢となり、世は戦国時代の幕開けとなるわけです。これは何かで読んだのですが、 明日の我が身が分からない武士の兜は 香を焚き染めていたそうで、元々は貴族が着物にその香りを染めていた事がキッカケで、こういう、鎮静効果の香木を宋から集めたコレクターがこれまた義政で、 「伽羅」は黄金の価値があったそうです。うーん義政あなどれず・・・。まさに日本人の好奇心ここにありですね。
 
以上が土曜に放送の内容の感想です。そして日曜日のテーマは、“武士”。鎌倉時代の武士が育んだ、私利私欲を恥とする“名こそ惜しけれ”の精神!鎌倉の坂東武士の清々しさと、北条早雲の武士のあり方などが紹介され、汚職がない、明治の役人達の、痛々しいほど清潔さと、公の意識、高い倫理観はどこから来たのかなどがテーマでしたが、またいつかメルマガでも紹介します。
 
小生の好奇心もたいしたモノで、高校生のころ、雑誌の通信販売であそこが大きくなる装置を発見、その装置の内容はわずかな広告で海の物とも、山の物ともわからないのですが、興味はやむにやまれず。3000円くらいで購入しました・・・。そしてついに到着。両親にも発見されず、自室で心躍り、玉手箱を開けるようにふたをあけると・・・なんとでました、すごいの・・・。虫眼鏡拡大鏡。「ありえんやろ」「高校生騙しやがって」、昭和の多感な若者の抱えた、好奇心の憤りはいかばかりか・・・、それでも次の商品に向かう勇気(笑)、あー青春の好奇心でありました。(笑)
 
さて、別なまじめな話題ですが、NHKぶらタモリの2回に渡る松山特集の放送はみなさんご覧になられましたでしょうか?地形が好きなタモリさんの観点は面白いですね、興味が出てきて松山城主加藤嘉明の本をAMAZONで購入してみました。好奇心2。
 
そして、日曜の夜の真田丸を見ながら思ったのは、次男のあり方みたいなものです。長男は厳しく育てられるが、次男は親もある程度手加減が加わり、結構自由に育つ。長男を見ながらほめられるこつを学び、愛される術を自然に会得し、なにかしら出番を探している。真田の環境では、次男は城持ちにはなれないなかで、幸村がどう生きるか、そんなことを楽しみに三谷幸喜という奇才を眺めています。ちなみに、スポーツ界で次男は活躍するらしく、プロ野球では長嶋、王、イチローや松井秀喜もみんな次男だそうです。好奇心3。
 
それにしても、世の中のニュースの話題は男と女の浮気話や、国家議員の低俗な振る舞いのニュースばかり、こんな世の中に必要なのは、お坊さんの議員ではないかと、司馬遼太郎ワールドを見ながら思うしだいです。(^O^)
 
今日はこんなところです。
 

2016年2月8日

スペクタル!あっぱれ!愛媛マラソンは魅力にあふれている。

ネタ帳ラボ!一期一会

おはようございます。クレストデジタルズ渡部です。

週末2月7日(日)は、愛媛の県民的行事になった「愛媛マラソン」が行われた。
  

 松山城を見上げる公園にあつまるランナー1万293人。天守閣から城主加藤嘉明がいれば何を思っただろうと、考える。豪傑な人物だったので「励め」と言うのか、「あっぱれ」と言ってくれるのか、満足度日本一の愛媛マラソンを開催する家臣になんと声をかけたであろう。「それにしてもこの愛媛マラソンの団結力は素晴らしゅうございます、殿」と家来は告げ、こういう。「昔、虫喰南蛮という小皿10枚の秘蔵の逸品を家臣が割った時、殿は残りの9枚もすべてわり、これで誰が粗相したのか問われんだろう。逸品であろうとも家来には代えられぬと言われました」「・・・あの時城はひとつになりました。その団結の力が今も残っているのですよ」などなど、頼もしく歓談し、ご覧いただいてあろうか・・・。

  

さてさて、小生はテレビ観戦。画面に映るスタート地点の混雑は、牛の歩みのようにノロノロしている。坊ちゃん列車の汽笛がビルに反射し唸っているようだ。熱が圧縮されてスタートから背中を押されるように走り出すランナー。年齢層も幅広で、高齢者の勇士が、いつもほほえましい。かぶり物仮装のランナーは笑顔は見えないが、マスクの下の笑顔はやる気に満ちて引き締まっているに違いない。スタート地点は、世界の中心で、愛を叫ぶで主人公のアキが病院を抜け出したロケ地の電停の場所であり、自由をもとめて駆け出すランナーに重なる。

  

このスペクタルな放送は、南海放送が地方放送局としては前例のない6時間生放送でお茶の間に届けられる。その気合いは、明治を駆け抜けた、「貧乏」を「貧乏」と感じさせない「坂の上の雲」の青年の多感さに似ていて、楽天で単純明快に爆発しているようだ。高杉晋作が奇兵隊をまえに「諸君、狂いたまえ!」その「狂」が放送の中に、たくさんあった。

  

放送マンとしての才能を発揮する舞台があるというのは、この愛媛マラソンを長年中継していた男達の魂がそこにあったからだ。実は、小生の親父も南海放送の技術部にいて、競技マラソンであったころ、テレビ中継初回から参加しその技術を伝承させてきた。電波を途絶えることのなく、中継するむずかしさの講釈を何度か聞いた。花開いた今、県庁近くの病院に入院しながら、根っからの技術畑男はベットの上では何を思っていただろうか?

  

愛媛マラソンは家族のような温かさがある。ランナーの走る姿に被さる応援愛のメッセージは、虫も殺せぬくらいの優しさで、ちょっとこそばいくらいのものが多いのだが、それもこの大会の慈愛なのだろう。その空気を盛り上げたのは、ゲストランナーの高橋尚子さんだ。

  

愛媛マラソンの難関は終盤の35kmくらいにある平田の坂で、シドニーオリンピックで言えば高橋尚子さんが、シモンとのデッドヒートを繰り広げ、勝負場所でサングラスを投げた場所にあたる。果たしてこのサングラスパフォーマンスをした人はいただろうか?そんなマニアックな事が頭をよぎるが、そんなカットがあれば面白かったにしろ、放送にはございませんでした。(笑)それでも、たぶん1万人が走れば、それをやりたい人がいるに違いない、それをやるには十分すぎる場所でもある。もしそれが撮れれば神映像でしょうが・・・まあオタッキーの戯言です。

  

シドニーオリンピックで高橋尚子さんはゴール後、小出監督を探していた、その純水のような人柄はなぜか覚えている。愛媛マラソンの優勝タイムは、和田壮平(徳島市陸協)が2時間21分0秒。高橋尚子さんはシドニーで金メダルをとり、次のマラソンで2時間19分46秒を記録する。まさにレジェンドな女性である。序盤からレースをつくり、最後は自分からスパートをかけて優勝する、圧倒的な強さが印象に残る。

  

高橋さんが「1万人とハイタッチ」と宣言。(ものマネ芸人みかんさんもハイタッチ頑張ってました。)マラソンの沿道で、高校生や、伊予の水軍太鼓の応援が繰り広げられ、子供達がハイタッチをしている。そういう空気感がすでに、あたりまえのように愛媛マラソンにはあるようだ。Qタッチ恐るべし・・。(^O^)

  

ゴール地点に三浦工業の足湯が設置され、ランナーが痛めた足の疲れをいたしていた。源泉を運んできたのでしょう、その温度が42.195度というのが面白い。なるほど、風呂の温度もそう設定できるのがあったら、これは機械としても売れそうだ。(笑)それにしても、これはあまりに嬉しすぎる、お接待だ。

  

とにもかくにも、三角にも。すばらしい、マラソン中継でした。

  

最高齢の方がインタビューで、「最高齢での出場おめでとうございます」とアナウンサーが語りかけると、ちっとも嬉しくない、そうきかれたのがむしろ不機嫌のようだった。「タイムが悪い」といいながら去った。無骨、石頭と言われそうだが、その頑固さこそが、走る原動力であることは間違いなさそうだ。

  

松山城の加藤嘉明は「これぞ、誠の志士なり」とつぶやいたであろう。

 
ランナーの皆様、関係各位の皆様お疲れ様でした。そして感謝です。

  

 今日はこんなところです。

  

2016年2月2日

申年、閏年の逆打ちお遍路スタート

ネタ帳ラボ!一期一会

 
 
 土曜日に久しぶりに第4回目のお遍路ツアーに参加(4回目/全16回)

 
 

 本来は先週の大寒波の日がツアー出発日でしたが、一週間延びての久しぶりのお遍路となりました。本年度は申年の閏年。四国八十八箇所では、順序を逆に廻る、「逆打ちまわりのお遍路」がブームとなっています。

 
 

 それは初めてお遍路周りをした衛門三郎の故事に由縁があります。

 
 

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 伊予国河野家の一族で、砥部の運動公園からほど近い、文殊院で豪農である衛門三郎という者の物語です。欲が深く、情け容赦なく農民に接する、この男の前に、みすぼらしい僧が現れ、托鉢を行います。八日目、衛門三郎は、怒って僧が捧げていた鉢を竹のほうきでたたき落とし、鉢は8つに割れてしまった。僧も姿を消した。

実はこの僧は弘法大師でした。

 三郎には8人の子がいたが、その時から毎年1人ずつ子が亡くなり、8年目には皆亡

くなってしまった。悲しみに打ちひしがれていた三郎の枕元に大師が現れ、三郎はやっと僧が大師であったことに気がつき、何と恐ろしいことをしてしまったものだと後悔する。

 三郎は懺悔の気持ちから、田畑を売り払い、家人たちに分け与え、妻とも別れ、大師を追い求めて四国巡礼の旅に出る。二十回巡礼を重ねたが出会えず、大師に何としても巡り合い気持ちから、今度は逆に回ることにして、巡礼の途中、阿波国の焼山寺の近くの杖杉庵で病に倒れてしまう。死期が迫りつつあった三郎の前に大師が現れたところ、三郎は今までの非を泣いて詫び、望みはあるかとの問いかけに来世には河野家に生まれ変わりたいと託して息を引き取った。大師は路傍の石を取り「衛門三郎再来」と書いて、左の手に握らせた。天長8年10月のことという。

 翌年、伊予国の領主、河野息利(おきとし)に長男が生れるが、その子は左手を固く握って開こうとしない。息利は心配して安養寺の僧が祈願をしたところやっと手を開き、「衛門三郎」と書いた石が出てきた。その石は安養寺に納められ、後に「石手寺」と寺号を改めたという。石は玉の石と呼ばれ、寺宝となっている。

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 衛門三郎は妻と別れの水盃をかわし、白衣に、手には手っ甲、足には脚絆、頭には魔除けの菅笠をかぶり、右の手に金剛杖を持って旅立ちました。・・この出で立ち姿が、お遍路さんの姿となり、巡礼したお寺に紙に自分の住所、氏名、年月日を書き、お札をお堂にはりました。これが、お納札になったそうです。(自分の居場所を弘法大師に伝えるため)

 
 

 衛門三郎は申年の閏年に逆打ちして、弘法大師へ再会できたため、申年の閏年のお遍路は御利益が三倍あると先達さんが申していました。
 
 

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 この衛門三郎の物語を、45番札所の岩屋寺に向かう中で、読み聞かせのように、しんしんと、ガイドさんが語るのですが、お手製の人形を使いながら、童に語りかけるように話されました。時間にして30分、またお遍路の起源にふれて、深く学びたい気持ちになるのが不思議です。名ガイドさんがいらっしゃいますね。

 
 

 さて、2016年のスタートにふさわしい45番札所の山岳修行のお寺岩屋寺から。靴の先に縄を巻きながら、麓の赤の欄干の橋を渡る。直瀬川は雪解け水が溶け合い、清清しく流れて、純白の景色と混じり合い、百年プリントといいながらシャッターを押す。
 
 
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 岩に付着する陽生植物は何というのか?全く一つもわからない、自分の学のなさにあきれながら、膝がガックガクになりながら昇ります。つづら折りの坂に体力を奪われ、湯気汗をかきながら岩屋寺へ。

 
 

 「はー、はー」が止らない。(笑)

 
 

 岩山に抱かれたような本堂は、母体の子宮のような場所にあり、洞窟は生まれ変わるような神聖な場所ともいえそうだ。もう少し体力がついたら、修行場にも挑戦したいと、柄にもなく思った。そう、思わせるのは古刹のような、生まれ変われるような、蘇生の力が漲る場所に感じたからかも知れない。

 
 

 今回は四十五番岩屋寺 四十四番大寶寺 四十三番明石寺 四十二番仏木寺 四十一番龍光寺とお遍路、毎回気づきはたくさんあるものです。

 
 
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 先達さんがお線香の3本は、現在、過去、未来とのことと、お話しされた。場を清めるとかなんとなく思っていたのだけど、さらに一歩深まるだけで、脳にアドレナリンが走った。線香は口で吹いて消してはいけない、亡くなられた方の食事となるのが「線香の香り、」線香の煙が、「あの世」と「この世」の橋渡し、知らなくても困らない知識ではあるが、脳の中で、それらのことが突如飛んで集まるときがある、無駄の中にこそ個性あり。

 
 

 まだ解けぬなぞが、お遍路さんにあります。それは、何故何回もお遍路さんを廻るのか、廻ろうと思うのかという事です?

 
 

 なんでも、たいがい人間は飽きます。

 
 

 最近、福利厚生で食堂を取り入れた企業もありますが、こんなありがたいサービスも2年が立つと飽きるという人が出てきたそうです。昔のテーマパークも同様。

 
 

 一番恐ろしのが、自分が飽きられるということ、「飽きる」は化け物みたいなもんだ。恋も飽きる、夫婦関係も飽きる(爆)、毎回同じメンツの会合も飽きが来る。そんなこのメルマガも、長年続けると当然飽きられるわけで、しかも、FACEBOOKのように両方向でなく、片方向の情報発信。(汗)

 
 

 その点、旅に一緒に出るというのはイイ。新しいことがいろいろある。岩倉具視 欧米使節団が1年10ヶ月世界をみて、殖産興業を興したように、気概がある旅は、刺激に満ちている。なにせ、たくさんの選択肢を見つけられる。

 
 

 お線香三本をあげながら、現在、過去、未来を考えながら、永遠の好奇心・・今年のテーマです。

 
 

 今日はこんなところです。

 
 

2016年1月27日

大寒波ということでNHKラジオをきいています

ネタ帳ラボ!一期一会

おはようございます。クレストデジタルズ渡部です。

  
大寒波が訪れていますが、皆様大丈夫でしょうか?
四国は山沿いでは雪が降っていますが、松山は平野部では雪は降らず難を逃れています。
  
昨日からNHKラジオをつけっぱなしにしていると、交通情報やインフラ情報、被害状況がつかめ、全国規模でわかります、こういうときは「生き抜くための」情報整理の訓練にもなりそうです。もし、停電になれば、どれだけ有益になるか、まさにラジオの真骨頂「底力」でしょうね。こういう情報を織田信長がきいたら何をするだろうと思うだけで、ちょぅっとゾクゾクします。永田町の国会議員は議員会館でちゃんとラジオ聴いているんでしょうかね・・。(;゚ロ゚)
  
一方、今日の朝一に摩周湖からの中継。屈斜路湖は全面凍結するけれど、摩周湖は水深が深いので(水温が高い)部分凍結。-15くらいになると氷が浮かんでくる。摩周湖周辺では、早起きは三文の徳、朝日にはえる樹氷エゾシカやオオワシもやってくるという。
  
厳冬期、雪と氷に覆われた湖。摩周湖は日本一の透明度、氷の上にのって、その湖底が見えたらどんな気持ちになるのか・・・足がすくむ。(笑)夜はしんしんと雪が降り、その静寂はいかほどのものだろうか?-15度になると。ダイヤモンドダストが見えるという。
  

そんなこんなの情報をききながら、他人事のようにも聞こえてはいたが、パウダースノーを集めて、パーコレーターで珈琲をいれて飲んだら最高で、あわせてチョコレートフォンデュをやって見るのはいかがしょうかときた・・・。メモメモと、付箋に思わず書き込んだ。パーコレーターで入れた珈琲は、1度だけ体験した。木島平で冬の丸太小屋で飲んだ。なんとも言えない深みの記憶がある。

  
人生の楽しみは、この世ならざる物を見なければならないと、つくずく思う。
  
銀座で飲んでも、高級ホテルで美味しい物を食べて満足しているようでは、面白くない。豚にでも食わせておけば良い。もちろんそれは悪いことではない、そんな人こそパーコレーター珈琲を探すべきで、その振り子の振れ幅が大きいほど、人生は満ちてゆく。
  

昨夜、お袋の所へ行ったら。寒さ対策でCOOPでノンアルコール甘酒を買ってきていた。「寒いけん、甘酒飲もや」「ええねー」、台所で甘酒を温めて、生姜をすって入れる。この、生姜を入れるか入れないかは、バカとカバくらいの差がある。(なんのこっちゃ・・)生姜がきいていて、めちゃうまい。「ラジオききよる?」「NHKつけっぱなしよ・・さすがNHKよ・・・寝るときは1時間タイマーにしてねよんよ」・・・さすが俺のお袋。「頭が寒いんで、ニット帽をかぶったらよく寝れる」とのこと。(笑)
  
雪の思い出話をしていると、紅茶にイチゴジャムでロシアンティが登場。これまたうまい。ちょっこり、生姜を入れている。最後に緑茶じゃなくて、ほうじ茶が出てくる、緑茶は身体が冷えるけんね、緑茶以外を冬は飲むのは、お袋のちけであります。
  
人間は毎日、ご飯と味噌汁と、お新香を食べれるが、毎日同じ新聞は読めない。情報だけは、毎日同じではたまらない、なにをインプットして、なにをアウトプットするのか?
  

「錦織選手次は、ジョコビッチやね」と78歳のおふくろ。「見よんかい!!」(笑)
「今日はフランスに負けた人に勝ったんよね、すごいね」・・。

  
他人事の情報を、自分事にかえるためには、その理由があるとしたら
  
いろんな情報を入れながら。こうやっていくつになっても、子供を刺激するためなのかも知れない
  

2016年1月18日

SMAP解散のニュースに思うこと

ネタ帳ラボ!一期一会

 

 
SMAP解散のニュースが世の中に流れています。

 
 この世を、日本を支配しているのは天皇でも、政府でもなく、まさに「情報」。どうでもいい情報と、必要な情報が交差しながら、それをマスコミという信憑性の高いメディアが、担保してくれるのかというとそうでもない。それにしても今回はなぜかメディアが温かいというのが、面白いところだ。いや、面白くはない。

 
 誰もが思っているのではないか?

「人は時に制御不能に陥ることもある」、と。

 
 
そのプロセスは歴史を学ぶように知りたい。

 
FACEBOOKで昨年の暮れに、こんなことを投稿していました。
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イチロー、マーリンズから「終身雇用」とのニュース、企業でもイチロー的な人は増えてくるかも・・。このような形を「終身雇用」=「イチロー契約」とでも言って、来年の流行語にノミネートされそう(笑)
ジャニーズもSMAPをアイドル終身雇用契約したらどうか?それは見てみたい気分でも有り、そんなことをしたら後輩の人生まで変えてしまいそうですが、賞味期限という誰にでもある悩ましい美醜の処理方法のイチロー的なあり方の行方は、いかになるのでしょう?
イチローがオール白髪となりバッターボックスに立つ日があるのだろうか、そんなこんなもイチローだからこそ見てみたいわけであります。

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解散に大義があるのか、個人の「利」が優先されている、今までの「義」はどこへ行ったのか?まあ、そんなことは今回は良いのです。そんなにSMAPのフアンという訳でもないのですが(汗;)、アイドルというのはその成長を見せてくれるのが商売でございますので、解散となると別人28号になるわけで、大衆がアイドルに損得で見切られるというのは、ちょっとばかり納得がいきません。(笑)

 
 
これからのSMAPのあり方は、大衆として見てみたいんですよ。アイドルとしての登山は魅せてくれるわけですが、下山にも綺麗な風景があり、その先のサンセットまでは小生は見れないでしょうが、その下山のときに垣間見せるアイドルのライオンハートはSMAPだから見てみたいわけです。他のアイドルグループなど正直見たくないのです。(きっぱり)そんな風に思っているのは僕だけでしょうか?

 
 
僕は中居さんが好きなのですが、寂しさのほろ酔いからでるような、奇妙な寂しさの空気、笑顔でのあくたれも含めて(-_-)、多彩なところが一流です。ただ、思うのは、それはSMAPという安住の巣があってこそという気もします。例えば木村さんが、エンタメでは出てこないという共同作業により成り立っている。そのあたりまで計算した女性マネの錬金術は希有の天才なんでしょうね。ぜひ小説家になり、本を書いてほしいです。

 
 
スマップは歌は下手ですが、人を元気にさせるような歌を歌うと、天下一品です。なんかこう惹きつけられる。何故?今回は音程外すなよとか、うまく歌い切れよ。そう思ってしまうからでしょ。しかも、ソロパートもあり、出番を待つのがイイ。自然に応援してしまうんです。ヒーローには、弱点が必要不可欠です。

 
 
果たして、氷のように冷えついたこの事態ですが、どうなるのか?一度嫌いになると、好きにはなかなか戻れない。せめて、「嫌いじゃない」のポジションまで回復すればいいのか。そうは、イカの金玉なのか?

 
 
天皇制の下、戦争体験はあっても、大きな占領体験はない。単一民族国家を維持してきた日本は、本来はとても優しい。しかし、平和が長続きし、経済もそこそこに、薄型テレビももうこれ以上薄くならなくて結構になり、iphoneのようなモノまで行き渡ると、あまりに平均的な金太郎飴みたいな人があふれている。

 
 
いろんなモノがあふれると、若くなければできないことが減っていく おじさんは、おばさんは若い人に負けない。(笑)一方、おじさんも、おばさんも共同体の中に長くいると、気が狂いそうになる。 だが、何か事をなそうとしても、今はまだ時期ではないなど先送りしているうちに道行き途上で死んでいく。

 
 
うーん、早起きで・・・。だいぶ言葉が瞑想してきた。

 
 
こんな世に、僕はアイドルを信じたいのだ。(^O^)

 
 

「なんてったってアイドル」言い換えれば、「面白きこともなき世を、面白く」

 
 

Mm...なんだかんだ言っても つまりは単純に君のこと好きなのさ

 
 
今日はこんなところです。

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